Linuxでログインした際にまず表示されるプロンプト。 [bash] [root@localhost ~]# [/bash]
この「[root@localhost ~]#」の部分を編集する方法について解説。
プロンプトにユーザー名を表示
\u：現在のユーザー名 ※既に表示されてはいるが。。 [bash] [mako@localhost work]$ PS1='[\u]\$ ' [/bash] [Enter]キーを押下すると↓ [bash] [mako]$ [/bash]
プロンプトにカレントディレクトリを表示
\w：カレントディレクトリ [bash] [mako] / $ PS1='[\u] \w \$ ' [/bash] [Enter]キーを押下すると↓ [bash] [mako] / $ [/bash] これでプロンプトを見るだけでカレントディレクトリが一目瞭然。 ※現在はルートディレクトリにいるため「/」が表示されている。
プロンプトにカレントディレクトリの末尾のディレクトリのみを表示
\W：カレントディレクトリの末尾のディレクトリ ディレクトリを移動しておいて [bash] [mako] / $ cd /home/mako/works [/bash] プロンプトを下記のように編集。 [bash] [mako] / $ PS1='[\u] \W \$ ' [/bash] [Enter]キーを押下すると↓ [bash] [mako] works $ [/bash]
その他プロンプトで表示できるもの
| \u | ユーザー名 |
|---|---|
| \w | カレントディレクトリ |
| \W | カレントディレクトリの末尾のディレクトリ名 |
| \h | ホスト名の最初の「.」までの部分 |
| \H | ホスト名 |
| \$ | rootユーザー：# それ以外のユーザー：$ |
| \d | 曜日 月 日 |
| \t | HH:MM:SSの現在時刻 |
| \n | 改行 |
| \\ | 「\」 |
ホスト名は下記コマンドで確認可能。 [bash] [mako@localhost work]$ hostname localhost.localdomain [/bash]
上記を踏まえて元の [bash] [mako@localhost work]$ [/bash] の状態に戻すには下記を実行。 [bash] [mako@localhost ~/work]$ PS1='[\u@\h \W]\$ ' [/bash]
