ひとり勉強ログ

ITエンジニアの勉強したことメモ

bashの使い方 その1~エイリアスの設定~

エイリアスの設定

「ls」コマンドはファイル一覧を表示させるコマンドです。 「ls -l」コマンドはファイル一覧だけではなく、ファイル種別の一覧を表示させることができ、より使用頻度が高いといえます。毎回「ls -l」コマンドを入力するのは手間なので、「ls」と入力しただけで「ls -l」コマンドを実行できるようにします。これをエイリアス設定と呼びます。

[bash] $ alias ls='ls -F' [/bash]

これで「ls」→「Enter」とするだけで「ls -l」が実行され、ファイル種別の一覧が表示されます。

エイリアスの確認

あるコマンドがコマンドなのか、エイリアスなのかを確認する方法です。

[bash] $type ls ls は `ls -F' のエイリアスです [/bash]

エイリアスの削除

[bash] $ unalias ls [/bash]

エイリアスを一時的に無効にしたい

unaliasでエイリアスを削除しなくても、エイリアスの設定を無効にしてコマンドを実行することができます。 [bash] $ command ls [/bash]

または [bash] $ \ls [/bash]

「\」の方が短くて済むため、よく使用されます。