ひとり勉強ログ

ITエンジニアの勉強したことメモ

LinuxのVimの使い方 その2~検索・置換~

Vimの使い方の続き。

文字列を検索する

「/」を押下すると最終行に検索したい文字が入力できる状態になる。

「/」での検索は、現在カーソルがある位置からファイル終了までの検索となる。

カーソル位置がファイル途中にある場合は、「gg」を押してファイルの最初まで戻り、「/」コマンドで検索することでファイル全体から検索が可能。

現在のカーソルの位置からファイルの先頭に向かって検索する場合は「/」の代わりに「?」で検索する。

/:ファイル内の、カーソルの現在位置から上方向に検索 ?:ファイル内の、カーソルの現在位置から下方向に検索

検索結果のカーソル移動

検索結果は下記のようにハイライト表示され、現在カーソルがある位置は点滅しています。

次の検索結果にカーソルを移動したい場合は「n」キー、前の検索結果に戻りたい場合は「N」キーを押します。

n:次の検索結果にカーソルを移す N:前の検索結果にカーソルを戻す

文字列を置換する

下記の方法で文字列を置換することができます。

[bash] :%s/<置換したい対象の文字列>/<置換後の文字列>/g [/bash]

例えば、下記のようなファイルで「apple」を「orange」に置換してみます。

[bash] :%s/apple/orange/g [/bash]

結果として置換されます。

置換の際の最初の「:」はファイルを保存する際( :wq)に使用するコロン「:」です。