今回から数回にわたって、LAMP環境の構築方法について見ていきます。
webプログラマの求人の応募条件に「LAMP環境での開発経験」なんて書いてあるのをよく見かける、と言うか随分前からそういうことができないといけないということは知っていたけど、やらずに10年くらい過ぎてしまった感じです。
やらずに終わってしまうよりは、一度はやっておこうと思い、いつも使用しているWindows10のPCに環境を構築してみることに。
LAMP環境とは
LAMPは
の頭文字。「P」は「Perl」、「Python」という記載がある場合もありますね。
なぜLAMP環境を構築するのか
詳しくは下記のリンク先に記載があります。
要約すると下記の感じ。 ・ローカルのWindowsで開発しても、アップロード先のサーバはOSがLinux。 ・プログラムがうまく動作しな場合、Linuxを直接操作しなければならないこともある。なのでLinuxの知識が必要。 ・Linuxは無償で入手できるので、サーバ構築時のコストを下げる。だからサーバOSにはLinuxが採用されている。
第1回 なぜPHPプログラマにLinuxの知識が必要か (その1)
1.VirtualBox のダウンロード、インストール
VirtualBox とは、PC(ここではWindows)内に仮想的に別のPCを作成し、別のOS(ここではLinux)をインストールを可能にするソフトです。
VirtualBoxのダウンロードページからexeファイルをダウンロード、インストールします。
2.Vagrant のダウンロード、インストール
Vagrant とは、開発環境の構築を簡単に行うことができる無料のツールです。
Vagrant のサイトからexeファイルをダウンロード、インストールします。
3.Windowsの再起動
Vagrant のインストール後に再起動を求められるので、Windowsマシンを再起動します。
これでVirtualBox 、Vagrant のインストールが完了しました。
4.Vagrantのインストール確認
コマンドプロンプトを起動して、下記のコマンドを実行するとインストールしたVagrantのバージョンが確認できます。
[bash] vagrant version [/bash]
[bash] Installed Version: 1.8.4 Latest Version: 1.8.4
You're running an up-to-date version of Vagrant! [/bash]
といった感じで表示されればOKです。