今回はCentOS7にMySQL5.6をインストールしていきます。
MariaDBの削除
CentOS7からは、最初からMariaDBが入っています。MySQLと互換性はあるものの、両方ともインストールしていると競合を起こすのでMariaDBをアンインストールします。
[bash] [root@localhost ~]# yum remove mariadb-libs [/bash]
削除完了前に確認が出るので、[j]→[Enter]の押下で削除を実行します。
別バージョンのMySQLの削除
同じMySQLでも別バージョンのものを使用していた場合、そのデータが残っていることがあるため下記のコマンドで削除します。
[bash] [root@localhost ~]# rm -rf /var/lib/mysql/ [/bash]
MySQLの設定パッケージのダウンロード
Red Hat Enterprise Linux 7 64bit用のRPM Bundleのダウンロードページの下部にあるリンク「No thanks, just start my download.」のリンク先をコピーして、下記のコマンドを実行します。
※wgetの後のURLがコピーしてきたURLです。Puttyへ貼り付ける際は右クリックのみで貼り付けが可能です。
[bash] [root@localhost ~]# wget http://dev.mysql.com/get/archives/mysql-5.6/MySQL-5.6.25-1.el7.x86_64.rpm-bundle.tar [/bash]
上記でダウンロードしたファイルを解凍します。
[bash] [root@localhost ~]# tar -xvf MySQL-5.6.25-1.el7.x86_64.rpm-bundle.tar [/bash]
MySQL-serverのインストール
[bash] [root@localhost ~]# rpm -ivh MySQL-server-5.6.25-1.el7.x86_64.rpm [/bash]
インストール後に以下のようにバージョン確認をするとインストールされたMySQLのバージョンが表示されます。
[bash] [root@localhost ~]# mysqld -V [/bash]
MySQLのサービスを起動
以下のコマンドでMySQLを起動します。 [bash] [root@localhost ~]# systemctl start mysql.service [/bash]
状況を確認します。 [bash] [root@localhost ~]# systemctl status mysql.service [/bash]
MySQL clientのインストール
[bash] [root@localhost ~]# rpm -ivh MySQL-client-5.6.25-1.el7.x86_64.rpm [/bash]
インストール後に以下のようにバージョン確認をするとインストールされたMySQL-clientのバージョンが表示されます。
[bash] [root@localhost ~]# mysql --version [/bash]
MySQLのサービスをシャットダウン
[bash] [root@localhost ~]# systemctl stop mysqld.service [/bash]
MySQLのアンインストール
インストールが失敗したときの場合は下記方法で一旦インストールしてやり直すことができます。
アンインストールの処理を実行して [bash] [root@localhost ~]# yum remove mysql-server [/bash]
データが入っているディレクトリを削除する [bash] [root@localhost ~]# rm -rf /var/lib/mysql [/bash]
※参考サイト Centos7でmysql のインストールとインストール時のエラー対処 DBの中身もろとも消したいときの、Mysql-server の完全削除