通常コマンド同様、シェルスクリプトも終了ステータスを返す。 シェルスクリプトの最後に実行したコマンドの終了ステータスが、シェルスクリプトの終了ステータスとなる。 exitコマンドで終了ステータスを指定することで、シェルスクリプトを終了させ、指定した終了ステータスを返す。
書式
終了ステータスを指定したい場合、exitコマンドを使用する。 [bash] exit 終了ステータス [/bash]
終了ステータスを指定した例
Vimで「exit.sh」というファイル名を作成、以下を記述、実行権限を付与する。 [bash]
!/bin/bash
if [ -z "$1" ]; then exit 1 fi
ls "$1" [/bash] if の条件で、シェルスクリプトの引数が指定されていない場合にexitコマンドを使用し、終了ステータス「1」でシェルスクリプトを終了する。